Hejdaの見る夢

一人前のエンジニアを目指して頑張ったこととかをつらつら書くブログ

AWXの運用を考える話

目的

Ansible TowerのOSS版のAWXを建てて少しだけ使ってみました。 構築の際の参考文献は最後に載せておきます。

はっきりいうと個人エンジニアが使うとなるとかなり微妙な印象です。

なぜかと言うと他のサービスで代替可能であり、AWXをわざわざ建てて運用するメリットが薄いと感じました。

メリットを敢えていうならansible-playbookをGUIで書けて、playbookをより分かりやすく実行出来そうなくらいでしょうか。

私はターミナルないしVisual Studio Codeで書いて、実行してますがあまり不満は無いです。

勿論、AWX(及びAnsible Tower)はansibleに特化していますので、ansibleだけをやる分にはとても楽しいと思います。

「複数playbookの順序制御機能」とかは割りと便利そうですし。

ただ、実行環境の標準化も定期実行も他のアプリケーションとの連携もJenkinsがかなり便利なので総合的に考えて、jenkinsで十分賄えるイメージです。

チームで使う分には若干メリットがあるかもしれません。

認証、監査、サポート、高可用構成が機能としてあるからです。

しかし、小さなチームでやってる分にはansibleしか出来ないジョブスケジューラーはあまり好まれない気がします。

大きな組織で運用する際には監査と権限(ansibleしか出来ない)ことが好まれるかもしれません。

管理しているplaybookが大きなものから小さなものまで数得て100を超えてくるとコードの管理も実行環境の管理もキツくなりそうなので、やはり大きな組織向けな気がしています。

現時点では、私個人のものはjenkinsで十分賄えるし、会社でもあまりユースケースが無さそうかなと思っています(;・∀・)

ただ、ansibleはフル活用してますし、AWX(ひいてはAnsible Tower)の今後の進化はチェックしていきたいと思います。

参考文献

GitHub

https://github.com/ansible/awx

ANSIBLE TOWER

http://docs.ansible.com/ansible-tower/index.html

AWXを建てる際の参考文献

AWXを建てた後の作業に関して分かりやすい記事